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これからもどうかよろしくお願いしますm(__)m

パコの手作り石けんのあれこれの雑記
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なんということになってしまったんでしょうねえ・・・・。あ、野球の話です(^^ゞ
只今クライマックスシリーズの真っ最中ですが(^^;)
本来なら(?)一勝のアドバンテージを持ってホームで敵を迎えうっているのは阪神タイガースのはずだったのでは?少なくとも巨人と死闘を繰り広げているのは阪神タイガースであるはずだった・・・・。

んでですね、先に言っておきます。念のため。私はドラゴンズファンなんです(爆)

で、ど~してこんなため息が出るか、と申しますと、ワタクシ、ある夏の日、いきなり依頼を受けたのですね。いつもお世話になっている(とゆ~ことは断れないスジの)関西の方からです。
「今年は間違いないやろ!今もうマジックが出てんねんでぇ。優勝どころやない、日本一や。決まったようなもんやでぇ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・そ~ですか・・・・(--;)あの頃はまだドラゴンズだって頑張ってたけどな・・・。
「で。や!タイガース優勝記念石けん作ってや!黒と黄色の縞々のヤツな。香りは爽やかにしといてや。勝利の後気持良く風呂に入りたいねん。一個サンプル作っといてな。頼むでぇ!」

・・・・・・・・・。タイガース優勝記念石けん??それをドラゴンズファンの私に頼むかぁ??

「なにゆうとんねん。ドラゴンズがどんだけタイガースに負けてる思てんねん。王者のためや!下のもんがゆうこと聞くのは当たり前やん!!」
そ・・・そ~ですか・・・(^^+)←ぴくぴく・・・・
「で。や!スタンプも頼むでぇ!!HANSIN Tigers VICTORY 2008CAMPION ってな!これが大事やねん!このスタンプだけはしっかり押しといてや!」

ぐぉぉぉぉぉぉぉ(--;)・・・しかし・・・今年の優勝は間違いなさそうだし・・・。お世話になっている人の頼みだし・・・・。断れませんがな(^^;)

そんな訳でスタンプセットを慌てて注文し、サンプルを作り、送らせてもらいました。
「出来ましたよ~。こんなんでいかがです?」

013.jpg

すると・・・・・。「ええ!ええやないかぁ!!これで頼むわぁ!」
はいはい(^^)んじゃ本番を仕込みに入りますね。10個もあればいいですか?
「何ゆうとんねん!!100個や!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(0.○:)
ひゃ・・・ひゃっこ・・・・・・・?!

「あちこちに配るねん!せやからラッピングも頼むで!黄色の包装紙に黒いリボンや!タイガースやからな!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。おっさん・・・・・・・。おっさんはわからないでしょうが、これは5段のレイヤーなんですよ(^^ゞ  5段、ってことは一回仕込むのに5回重ねなければならない、というとてもめんどくさいシロモノなのですよ。それを百個????

「知らんがな!タイガースが縞々やねんからしょ~がないやろ!サンプルきれいに出来とるがな!これでええねん!頼むで!!」

で、作りましたよ、はい。作らせて頂きました。今年の夏はもう阪神タイガース優勝記念石けんのために毎日毎日石けんを仕込み、重ね、エッセンシャルオイルをブレンドし、型に入れ、出し、カットし、磨き、スタンプを押し・・・・・・以下延々・・・・・・。石けんをお作りの方ならこの苦労、わかって下さると思います(T.T)
で、百個作ったのです。私(^^;) 優勝記念石けんを。

014.jpg


で!!この始末です。現在。

くっそ~~~~・・・・・。こんなことならもうちょっとレッドパームを多めに配合して黒とオレンジの「ジャイアンツ記念石けん」にしておけば良かったのか?(爆)
って~~か、もういっそのことドラゴンズ頑張れ石けんでも作った方が良かったのか?(笑)

ま、作ってしまったものはしょうがないですね(^^;)
おっさんも喜んでくれましたし、炭が良い感じに毛穴の汚れを取ってくれて、ぜんっぜんタイガースのファンじゃない、というより野球なんかど~でもいい、という友人が「これ洗顔にめっちゃいいじゃん!」と持って行ってくれたりしております(笑)
実を言うと私も気に入ってしまって、洗顔用石けんとして愛用しているのです(^▽^)
最近お気に入りの油の配合と言えば、オリーブにマカダミアナッツに馬油と米油、そしてシアバター。


手作り石けんは溶け崩れが激しくて、泡立ちも悪い、というのは定説ですが、私は元々泡立ちたっぷりの合成洗剤を使っておりました人間ですので(^^;)、硬さや泡立ちもきっちり欲しいんですね。
いえ、合成洗剤のように起泡剤を使って、ってことではなく、あくまで手作り石けんで、あくまできちんと作った上で、のことなんです(^^ゞ
「硬さ、泡立ちも使い勝手の一つ!」というのが私のポリシーであったりします。(力説。(笑))


んで、あれこれやってみましたよ~~~~。友人にも試してもらいながら、泡立ちはどうか?硬さはどうか?ど~~したら泡立ちが良くなるのか?
あれこれあれこれ試してみまして、そして今の配合になった訳です。「ん~~~・・・これなら・・・・。」という所までこぎつけるのに作った石けんはどのくらいの数やら・・・(笑)


で。最初の配合です。これだけでは泡立ちもちょっと悪く、また硬さも得にくいのでパームやココナツを足し、場合によってはさらにバター類も足してみる。
パームは何%がいいのか?馬油は?マカダミアは?これまたあれこれ%を変えながら試してみて、ん~~~♪いい感じ♪となったのがキャラメルミント、そして同じ配合で無香料のEVER GREEN。

IMG_0882.jpg


これがEVER GREENです。もともとは「チョコミントのあのブルーが出したい。」という話から出来てしまった緑なのですね(;´▽`A``

ですからちょっと面白い緑です。

ジェル化させたのでチョコミントブルーとはぜんっぜん違う色になりましたが(^^;)



この配合は何のために作ったか、と言いますと、「シャンプー」のためなんです

これがいいんです(^^) 髪の手触りが変わって来るんです(^^) 何だか嬉しい(^^)

ちなみに、シャンプーにするためには普通の石けんよりもさらに泡立ちが必要になって来ますんで(割と髪は泡が立ちにくいんですね・・・)、これはめっちゃ泡立ちが良いように考えました。キャラメル色の石けんがコンフェッティで入っておりますが、これもダテに入っている訳ではございませんです♪

香りが無いのはさみしいもん・・・とか友人が言いましたので、香り付きも作りました。

IMG_0998.jpg

こちらは「キャラメルミント」。ミントってくらいなので香りづけに0.5%のハッカ油を入れました。んな訳でふわっとハッカが香りますが、使ってもス~ス~はしません。これからの季節、ス~ス~したら寒くてお風呂に入っていられませんもん(爆)それだけではさみしいんで、ちょっと甘い香りもつけてます。
これで毎日お風呂で髪を洗うのが楽しみになってしまった私です(^^)

私のお店にも置いてありますので、一度覗いて見て下さいね♪
工房 パコ
嬉しい贈り物ってありますよね。お菓子なんかでももらうと嬉しい!ってものがあります(^^)
もらって嬉しいお菓子って言ったら私はケーキかなあ・・・。

さて。ケーキって言ったらいろんな形、色があって、味はもちろんだけど、「パティシエ」なんてかっちょいい名前の職人さんが「もうとにかくセンスなんだからさあ。ちょっと他では出来ないでしょ、こんなのさっ♪」って感じで作っちゃった、見ただけで「おおおお!」って嬉しくなるような美しい出来上がりで「食べちゃうのもったいないよねえ、ほんっと、でも素敵♪」なんて言いながら紅茶を入れます午後3時、ってのがそれだけでもう幸せな雰囲気がありますでしょ、あれが好きなんです(^^)

んでですね。頼まれた訳です。ケーキを。
いえ、ケーキと言ったって、本物のではなく、石けんで作ったケーキを。です(^^;)
しかも細かい注文付き。
「6段くらいの苺のミルフィーユ!!」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

これは知り合いの子供さんからのご依頼です(^^ゞ
実はその前にその知り合いの旦那様から石けんのアイディアを頂きまして、そこは大人ですから出来そうなものを・・・というご配慮も下さって、「緑茶とウーロン茶で作った茶色と緑の2段石けんなんてどう?」ということだったのですね。
それで作った訳です。もちろん、「茶色と緑」という所は外せないのですが、原料に関してはこちらで選択。実は緑茶もウーロン茶も発酵の度合いが違うだけで同じ茶葉なのですね(^^ゞ
よ~するに同じ色になってしまう・・・。インフューズすると時間がかかりすぎるのでNG。ですからちょっと材料を変えまして、作りました。

s-IMG_0174.jpg
それがこちら。茶色い部分は緑茶と牛乳、緑の部分は青汁で出してます。ういろうのようです(笑)


んで、「この石けん、パパがアイディアを出したのよ。」とママから聞きまして、その子供さんが羨ましくなってしまったのですね。
そこで冒頭へ戻る訳です。「僕のアイディアも伝えて!6段くらいの苺ミルフィーユ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^;)

6段くらい・・・・。6段レイヤー・・・・・。6段・・・・・。めんどくさいがな!!これが大人の依頼だったら断る所なのですが、お子様の依頼では・・・・。作るしかあるまい(-"-;A

んで苺ミルフィーユの検索から始め・・・・・・(笑)
しかし世の中、ほんっとに素晴らしいパティシエさんが多いのですねえ・・・。とてもマネ出来るような苺ミルフィーユなんてありゃしない(--;)
「ああ・・・美味しそう・・・。ああ・・・これ欲しい・・・。ああ・・・・こんなんもらったら嬉しくて踊ってしまうかも・・・。」
ヨダレをたらしながら検索すること1時間。そして結論。
「こんな芸術品みたいなケーキを石けんに出来るかぁぁぁ!!!」(怒)

そんな時ふと見つけました。「粘土細工で作ろう!苺ミルフィーユ!」(爆)
んでもちろん、それを参考にσ(^_^;)
「あげたら喜んでくれるかなあ。子供さんが使うんだから低刺激の石けんがいいよねえ・・・。嬉しいって思ってくれるかなあ・・・。」
そう思いながら作りましたよ(^▽^;)まず苺。そしてパイ部分。生クリーム部分。そこへ作っておいた苺石けんをスライスして挟みこみ・・・そしてパイ部分。生クリーム部分・・・・・・(これの延々の繰り返し^^;)
んで出来たのがこちら。
IMG_0593.jpg

苺ミルフィーユ石けんです。カットするとこんな感じ。
IMG_0595.jpg

さて。これを作りまして出来上がりまして、送らせて頂きました。お子さんはとっても喜んでくれたそうです。良かったなあ・・・(^^)

んでですね。この後ですが・・・・・。ご依頼を受けたお子様だけでなく、何の関係もない友人たちも「これ欲しい!!」と言いだしまして、もう一度仕込むハメに・・・・(TT)

更には「今年もよろしく!」となりまして、先日、新たにまた2バッチ仕込むハメとなったのでした(泣)
もらうと嬉しいんだけど・・・・作るのは大変です(笑)
今日は私のHPの中からの記事を一つ。

「苛性ソーダに触れたら流水で洗う。」というのが応急処置の基本です。「30分以上は洗い流すこと」、と安全データシート(取り扱う化学物質についての性質、また使用者が安全な取り扱いを出来るように必要な情報を書面化したものです。略語でMSDSと呼ばれます。)と書いてあります。


「流水で」と書いて、「水で」とは書いてありません(^^;)

何故かというと・・・・。
薬品に触れた場合、「洗い流す」のが目的になったり、先にたんぱく質よりも水と反応させて薬品の力を落とす、というのを目的として水を使うからです。

その際、バケツなんかの水で洗うと・・・?
洗い流した薬品はバケツの水に入ります。うす~~い水溶液の状態ですね(^^;)
そこに手を突っ込んで洗うのでは、効率も悪くなりますし、薬品がとても濃度の高いものだった場合、却って薄い水溶液で手を洗う・・なんて状態になってしまいます。

そんな訳で常に新鮮な状態の水、「流水」を使って下さい、とお願いしているわけです。

さて、表題の「なぜキッチンで作るのか?」ということですが、
キッチンはこの「流水」がすぐ出る場所だからです。

家庭内には、すぐに流水が出せる場所が3か所あります。
キッチンと、お風呂と、トイレ。
この中で、流水と作業台、この二つを兼ね添えているのはキッチンだけだからなのですね。

作業がしやすく、またいざという場合にすぐに流水で応急処置ができる場所、これがキッチンなのです。
ですから、劇薬である苛性ソーダを水溶液という最も危険な状態にする場合、キッチンで作業を行うのが望ましいのです。

女性にはキッチンは最も身近な場所。料理を作ったり、お菓子を作ったり、とても家庭的な場所です。
でも、学校の理科室を思い出して下さい。
水道がありませんでしたか?授業を受ける時、ノートも取っておりましたが、その机は作業台として実験にも使っていませんでしたか?
家庭内のキッチン、実は理科室や実験室に最低限必要なものがそろっているのです。
ですから、意識としては、「家庭的な場所。お菓子作りみたい。」というものよりも、「実験室と同じ。化学反応を起こしているなあ・・。」という意識でもって石鹸作りの作業をするのが望ましいのじゃないかなあ・・・と思っております。
その方が危機管理意識が高まりますので・・・・(^^;)

昔、実験の際には、いつも万が一のために蛇口から流水を出しっぱなしにして実験しておりました。
いざという時、すぐに流水の下に薬品が付着した部分を差し出せるように、です。
(反応の早い薬品は、”蛇口をあける”というわずかな時間の違いでも損傷の度合いが違って来ますので・・・)
実際、そのくらい薬品が付着した時にはわずかな時間の勝負になるのです。
ですから、流水の出ない場所で苛性ソーダを水溶液にする、という行為はぜひおやめ下さい。
いざという時、皮膚の損傷の度合がひどくなってしまいます。

ただ、家庭で「流水出しっぱなし」をやると、水道代もかかりますし、「節水」なんて概念も吹っ飛んでしまいますので、 あまりお薦めしませんが、シンクの中に洗い桶があるおうちは、そこに水をいっぱいに入れて石鹸作りの作業をするのも良いかな?なんて思っております。
いざとなったら、すぐにそこに手を突っ込んで(付着するのは手が多いと思いますので・・・)、その間に空いた方の手で蛇口を開け、流水でしばらく洗い流す、という方法はどうかなあ・・・??
洗い桶に入れておいた水は、何事もなければその後の洗いものに使えますもんね(^^)


石けんに関しては本当に素晴らしいと思うのですが、バイブルと言われている手作り石けんの本を見た時、一番驚いたのが「苛性ソーダの扱い方」です(^^;)
これから書くことに不快感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、大事なことなので書きますね。
決してその本の石けんを否定する訳ではないのです。「苛性ソーダ水溶液の扱い方について。」の部分なのです。

紙の上に苛性ソーダを乗っけてそれをガラス瓶にざぁっと入れる??
さらにそこへ水を注ぎ込んで???
さらにさらにそのガラス瓶を氷水へ????
こぼした時の用心に流しで行うこと?????

ちょぉっとまったぁぁぁぁぁぁ!!!!

確かに「薬包紙」と言って薬品を計る時に使う紙もありますけど・・・。
苛性ソーダはいろんな形状があったりして、粉末状になっていることもある・・・・。
飛び散ったらど~~するの?
ゴーグルは推奨されてますが、苛性ソーダは「腐食性物質」です。もう金属やらなにやら、けっこう「丈夫」と思われてるものでも腐らせて(破壊して)しまうものです。

水を入れると危ない、というのは昨日書きました。
危ないんです。結論は。

ガラスって・・・。熱伝導しにくい物質です。中の温度が上がっていても、外まで温度が上がるには時間が必要。
逆に外がいきなり冷えても中は冷えにくい。
ガラスは温度によって縮小したりします。外をいきなり冷やすと縮小しますが、中の温度は熱いまま・・・そこにゆがみが生じて割れてしまう可能性あり、なのです。(だから肉厚のガラスを温度変化の激しいものに使うのは危険なのですね。)

瓶が倒れた時の用心に流しの中でって・・・・・。それでは瓶を倒した時には高濃度の苛性ソーダはそのまま流しから排水溝へ流れ込む・・・・・。
これってほぼ違法です(^^;)
苛性ソーダはその廃棄方法までしっかりと法律で決まっている劇薬です。
いい加減に排水なんかしたら、ヘタすると排水溝、浄化槽を使用している集合住宅などはその浄化槽まで破壊してしまう可能性がある・・・・。(浄化槽の弁償費を払うことになるかも・・・。)

やったらいかんことばっかりやん!!!

おお・・・・赤い字が多い・・・・(^^;)

苛性ソーダ水溶液を作る時にはしっかりと「耐アルカリ性」が確認されている「ポリプロピレン」「ポリエチレン」性の容器を使うのが安全です。
化学用品を扱っているサイトでは、そういうビーカーが300円あたりから、というお手頃な値段で販売されています。そちらを使った方が良い!って~か使うべきでは・・・?
KC380004.jpg
↑ポリプロピレン製のビーカー。耐熱135℃(そこまでいらない・・・^^;)。耐薬品性(苛性ソーダ含む)。500mlで288円。2リットルでも498円(いや、でかすぎるけど・・・^^;)。
安いやないか~~~い!!青にしてみた・・・(^^ゞ

これで安全が買えるなら安いものではありませんか?(←でも送料がちょっと高い・・・)
これを二つ買い、一つには苛性ソーダを計り取り、一つには水を入れておく。
そして、水溶液を作って行く。これが安全だと思います。

もう一つ。ガラスを使わない理由としては、苛性ソーダはガラスを溶かす、という性質をもっておりますので・・。(ただし、すぐにどろどろに溶ける訳ではなく、長い時間をかけてゆっくりゆっくりと侵食して行きます。劣化具合に気付かないで使い続けているうちにある日パン!と割れてしまう・・・という可能性があります。これも恐ろしい話だよなあ・・・^^;)

そんな訳で私は苛性ソーダ水溶液はポリプロピレンのビーカーで作っております。取っ手付き、注ぎ口付き、でとても便利で安全なんであります。
今日は軽い話題を・・・(^^)
最初は割とシンプルな石けんを作っていたのです。

オリーブオイル・パームオイル・ココナツオイル。この3種類を使い、精製水を半分ほどいろんなものに置換して石けんを作っておりました。
牛乳、野菜ジュース、コーヒーなど・・・。

何故半分か、と言いますと、苛性ソーダに直接あれこれ入れるのはやっぱりためらわれたからなのですね(^^;)
ただ、牛乳は危ないな、と思いまして避けましたが、野菜ジュースは原材料を確認し、何だか入れても良さそうだ・・・と100%置換して作ったこともあります。(←苛性ソーダがジュースの原料を分解することもありますので、鹸化率はちょっと下がるはずです。)
この時実感したこと。「赤系の色素は壊れにくいな~~~・・・・」(笑)
色が残るんですよ(^^)赤い野菜ジュースは可愛いオレンジ色になります。ただ、ちょっとさっぱりする石けんになるかな~~~・・・。

さて、半分を精製水にした理由のもう一つは、苛性ソーダの溶解度ですね。苛性ソーダは室温20℃で109g/100mlの溶解度であります。すなわち、室温20℃では、ほぼ同量の水に溶けてしまう、ということですね。(どこが軽い話題なんだ・・・???)
ですから、苛性ソーダとほぼ同量の水さえ確保しておけば、残りは後入れで入れても大丈夫、ということなんです。(ただし、この時できる苛性ソーダ水溶液はほぼ50%の濃度です。相当危険な水溶液ですから気をつけて取り扱って下さい。いえ、普通の作り方での濃度でも危険なんですが^^;)

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。(溶解熱と言います。逆に吸熱しても溶解熱と言いますが・・)んでですね、温度が上がれば大抵溶解度も上がるので、ほぼ同量以下、の苛性ソーダでも恐らく溶けてくれるとは思うんですが、この溶かし具合、量をしっかり計算しないと、油と合わせるために温度を下げている時に飽和状態となって結晶化して出て来てしまいます。

・・・・・・・・・・・・それはイヤだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ですから、計算しなくてすむ、安全領域のほぼ同量、としている訳です(^^ゞ←基本めんどくさがり。

さてさて。苛性ソーダ水溶液を作る時、苛性ソーダ「に」水「を」入れてはいけません。
苛性ソーダ「を」水「に」少量ずつ入れるのです。
理由は危ないから。です。

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。ご経験のある方もいらっしゃるでしょうが、水に入れると相当高い温度になりませんか?
水に対して苛性ソーダの量が多ければ、水の温度は一気に上がり、100℃に達することもあります。
水は100℃に達するとどうなるでしょう?
「沸騰する」んですね(^^;)

苛性ソーダに水を入れると、最初は水より苛性ソーダの方が多いような状態となり、ヘタすると突然に沸騰してしまうことがあります。(突沸と言います。)
これは危ない。高濃度の苛性ソーダ水溶液が沸騰によって飛び散る可能性があります。目にでも入れば失明します。

更に!これだけ温度が高いと「ミスト」と言って、苛性ソーダの粒子を含んだ水蒸気のようなものが発生します。これを吸いこむと喉や鼻や気管などが焼けてしまう場合があり、ひどいと「肺水腫」という状態を引き起こすこともあります。(←息が苦しくなったら病院へ行って下さい。)

そ~ゆ~物質であり、そ~ゆ~水溶液です(^^;)

ですから、よく冷やした水を入れた容器を、よく冷やした水を入れた大きめの容器に入れ、苛性ソーダを少しずつ入れていくのが常道であり、それは安全を考えて、であるのですね。
そして出来上がる水溶液は60℃以下が望ましい・・・・。
やってみて下さい。60℃以下にするためには、随分気をつけて、ゆっくりと、時々容器に触って温度を確かめながら作って行くことになります。

ただ、60℃以下で出来てしまうと、後はラクですよ(^^)v
氷水で冷やす必要もないし、うまく行けば作ってすぐに油と混ぜることも出来ます。

石けんの本に書いてないかも知れませんが、化学の本には書いてある、大事な苛性ソーダの扱い方の一つです。
是非是非石けん作りにも取り入れて下さいませm(__)m
う~~ん・・・また長くなってしまった・・・・。
そこでまずアントシアニンの性質から調べ始め・・・・・・。
そうですね。あれこれ植物にはアントシアニンを含んだものがあるのですが、どうも植物の種類によってアントシアニンの「強さ」というのが違うらしい・・・・。

そしてある記述にぶつかりました。
「アヤムラサキイモから取れるアントシアニンは改良を重ねて、様々な要素に耐性を持たせている。」
そうかあ・・・(^^)アヤムラサキイモパウダーを使えば一番強いアントシアニンが得られるのかあ・・(^^)

何せ石けんはタネの段階ではまだまだ強アルカリ。苛性ソーダ水溶液に入れる、なんて無茶をしなくても、充分心配な要素はある・・・。
後入れすればある程度分解は防げるとはいえ、全く分解されない、という訳ではない。なるべくなら強いものを使いたい訳です。

それで、アヤムラサキイモパウダーを入手。(お菓子売り場に売っております。この時はミクシィでやっているコミュニティのメンバーがご親切に送って下さいました。ありがとう!!)

さあ、さあ、石けんを仕込むぞぉ!!
張り切って石けんを仕込み、そして水に溶いたアヤムラサキイモパウダーを投入。すると・・・。
「お・・・??」
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投入したパウダーの外側、いきなり緑に変色♪「これは・・・いい兆し^^」
んで、ぐるぐると混ぜますと、どんどん黄色に・・・・。黄色になるのはとてもアルカリが強い、というしるし。やっぱり強アルカリだなあ・・・・(^^;)このままアルカリ度が落ちて、青くなってくれればいいけど・・・。

そして型入れ。型出し。カット(←イモようかんを切っているような感触^^)。すると・・・・。
「お・・・?」
IMG_0253.jpg
外側は褐色であるものの、中は良い感じの緑色♪
「おお・・・・。」

ちょっと嬉しくなりましたが、心配なのは外側が褐色である、ということ。
「何故褐色であるのか・・・????」

褐色になる、ということは糖分がある、ということ。もちろんアヤムラサキイモはデンプンも持っております。でんぷんというのは炭水化物、多糖類。糖分は当然あります。それは仕方がない・・・。でも・・・何故外側だけが・・・?
中と外、その違いは光に触れる、空気に触れる、その違いでもある。
「この緑色はもつのだろうか・・・?」

さてさて。いきなり結論へ飛びます(^^;)
緑色はもちませんでした(笑)
IMG_0547.jpg
これが最終的に出来あがった「アヤムラサキイモパウダーの石けん」です。
見事に全てが褐色となっております。

アントシアニン、それからまたまた「崩壊要素」なるものを調べましたら、

光に弱い。
熱に弱い。
酸素に弱い。
その他もろもろに弱い。

と、とにかく石けん、という過酷な環境(強アルカリ、一か月以上の熟成)に耐えられるものでは無かったのですね(TT)

こうしてアントシアニンで青い石けんを作る、という試みは見事に失敗しましたが、けがの功名というやつでしょうか、この名づけて「AYA」という石けん、糖分たっぷりなおかげもありまして、「この石鹸いいよ♪いい感じでしっとりするよ♪」と友人たちには大好評であったのでした(笑)

そして私の「植物成分でもっての青い石けん作り」の道のりは、まだまだ遠く続くのであります。
それはまた別のお話。(←どっかのTVドラマのナレーション的^^;)


アントシアニン。

ぶるぶるぶるべり・あいっ!あいっ!ぶ・る・べ・り・あいっ!!
アントシアニンからぁぁぁぁ~~~~♪
とうCMがありまして・・・・(^^ゞ

アントシアニン?アントシニアン??などと何だかよくわからなくなった時、これを歌いながらあれこれ調べていた訳です(笑)

アントシアニンとは、難しいことははしょりますが、ブドウとか、ムラサキキャベツ、もちろんブルーベリーなどの色素の元になっているものです。
このアントシアニン、pHによって様々に色が変わるので、石けんならずとも何かのpHを調べたい時、ちょっと便利な試薬代わりになったりします。

22-imo-ph.jpg

アルカリ度が強くなるほど青が濃くなって行くのですね。

さてさて。石けんは弱アルカリです。pHは大体8~9あたりで落ち着いているはず。じゃ、このアントシアニンをたっぷり含んだオプションを使えば、青い石けんが出来るかも♪

青い石けん・・・。これは私の憧れでありました。
ウルトラマリンとか銅クロロフィルとか、鉱物由来の色素を使えば青は簡単に出るのですが、この「鉱物由来」という所が実はちょっと心配・・・・。
微量ではあるのですが、やはり鉱物由来となると重金属イオンが石けん排水に入りこんでしまう恐れもなきにしもあらず、と。それはいわゆる環境破壊の一環ともならないこともない、と。
特に銅クロロフィルを使うと、本来は緑色になるはずであるのに何故青い石けんが出来るのか??
クロロフィルの輪が外れて銅イオンだけ出て来ているかも知れない・・・。などと思った訳です(^^;)
(↑銅だけ出てくると青くなるのです・・・)

そんな訳で、なるべくなら植物由来の色素でもって青くしたい。それなら安心して石けんを青く出来る。さあ、青い色素を持った植物は・・・?

そこで出会ったのがこのアントシアニンなのですが・・・・・・・。

おお。「記事が長いぞ!」とクレームを受けましたので(笑)、続きはまた明日あたりに・・・(^^;)

牛乳石けん

♪牛乳石けん良い石けん♪(←牛乳石けんを作る時必ず歌う・・・)

さて、牛乳を入れた石けんですが、友人からも聞きましたし、また他の方からも聞くのですが、「牛乳を入れるとすごくアンモニア臭がするんだよね・・。」とのこと。

アンモニア・・・?アンモニアって~と化学式はNH3で、けっこう簡単に生成出来るはずだよなあ・・。
んでもって、毒性あり、のガスで劇物指定も受けている、という割と危険なものなんだけども・・・(^^;)
(ただし量の問題がありますので、アンモニア臭がするからといってすぐに毒性云々・・という話にはなりません。念のため。ただ、あまり吸い込まない方がよろしいかと。)

苛性ソーダという物質は強アルカリであり、タンパク質を破壊してしまう物質であり、腐食性物質と言って、金属なんかでも腐らせてしまう・・・。
牛乳あたりは簡単に分解してしまいそうだ・・・。

んで、調べてみました。牛乳の組成物質を。何故かと言いますと、アンモニアが生成するためにはN(窒素)が必要であり、苛性ソーダ(NaOH)は窒素を持っていない。牛乳を入れてアンモニア臭がする、ということは、牛乳が窒素を持っておらねばならんはずだよなあ・・・と思ったからなのですね(^^;)

で、見つけました。いっぱい(笑)

こいつはいけない(^^ゞ
健康被害云々までは行かないにしても、牛乳が分解されては入れた意味が無いし、アンモニアはけっこう臭い。って~かものすごく臭い。だからあまり発生させたくないものだ・・・・・。

ですから牛乳を後から入れることにしました。これはまた話が長くなるので別の機会にしますが、後から入れる(トレース後)のと苛性ソーダに直接入れるのとでは、分解具合がぜんっぜん違うのですね。

やっぱり後入れするとアンモニア臭はほとんどしませんです。これは嬉しい♪
でも・・・ラクトース(乳糖)という糖分がちょっとイタズラする時があるのですね(^^;)
糖分、それはまた別のお話で。

牛乳石けん、良い石けん♪これはほんとの話です(笑)良い石けんが出来ますよ(^^)v
IMG_0834.jpg

それからしばらくは友人の石けんを使っておりました。あれがいいの、これがいいの、こんなのを作って欲しいの、とあれこれ言いたい放題(^^;)

ただ、自分で石けんを作るようになってわかったことなんですが、石けん作りってけっこう孤独な作業なんですよね・・・。
更には苛性ソーダという劇薬を扱うため、けっこう神経も使う・・。
大体「苛性ソーダ危険!」と本には書いてありますが、何がどう危険なのか?ということになるとほとんど情報が無いのがその頃であり、「とにかく恐い」の意識だけはあるものの、「何がどう恐いのか?」ということになると”よくわからないけど・・・”というような状態であった訳なのです。

そんな状態が続いているうちに、友人は途中で石けんを作ることをやめてしまいました(^^ゞ
肌の丈夫な私としてはまた元の合成洗剤生活へ戻るだけのこと、それだけで済んだのですが、私が「これいいよ。」と手作り石けんを薦めてしまった友人たちはそうはいかない。

「あれじゃなきゃ困るんだよ。何とかならない?」
「今さら元には戻れないよ。せっかく肌も落ち着いて、お風呂上りのかゆみ地獄から解放されたんだよ。」
そしてしまいには洗顔用のめっちゃ高い石鹸を買って来て、それで体を洗い始め・・・。
「・・・・お金はキツイけど、でももうあんなかゆみ地獄には戻りたくないから・・・。」とのこと。

さて・・・・・・・(^^;)
手作り石けんを彼女たちに薦めてしまったのは私です。
彼女たちがそれを使い、とても喜んで、そしてもう「元には戻れない」とまで惚れこんでしまったこともあります。
そして石けん作りをしていた友人は石けんを作る気配無し・・・・。

結局「仕方ない、私が作るよ。一か月待ってくれ。」
とそう言わざるを得ない状況となりました。
ここから私の石けん作り生活が始まった訳ですね。
友人が石けんを作り始めた・・。そうかあ・・・。火傷しなけりゃいいけどなあ・・。
そのくらいにしか思っておりませんでしたが・・・(^^;)

ある日その友人が石けんを持って来てくれたのです。
「私の作った石けんだよ。使ってみてくれる?」

実は私は肌が丈夫なのです(笑) ですから、特に市販の洗剤で困っている、という訳でもありませんでしたが、それでもせっかく頂いたのでお風呂で使ってみました。

すると・・・・。
「なんじゃこりゃぁぁぁ!!」

泡立ちこそ悪いものの、そして溶け崩れもあるものの、お風呂から出たあとの自分の肌!!
んでもって、その気持ち良さ!!

「こ・・・これは・・・・。」
真面目に感動しました(^^;)

高校生の時に作った石けんは、「使い心地」なんてものは考慮外!で、要は「石けんが出来れば良し!」でありましたし、大体どんな石けんだったかも覚えていない・・・。
覚えているのは苛性ソーダの恐ろしさと厄介さ、計算のめんどくささだけ(^^ゞ

「いいよ。この石けんいいよ♪」
友人に報告しました。んでもって、私の周りには肌トラブルで悩んでいる子がけっこう多かったので、
「友達にも薦めてみてくれる?」
と頼まれた通り、「いい石けんあるよ。使ってみ。」
と薦めまくった訳です。

もちろん!私も彼女の石けんの愛用者となり、果ては「ねえ、次あれ作って♪」などとリクエストまでするようになりました。

いやあ・・手作り石けんって使ってみてもハマるもんなんですねえ・・・。私のように特に肌トラブルが無くても、それでもあの心地よさは捨てがたい♪
そして、お風呂からあがって、一晩寝て、朝起きた時の肌のすべすべ感♪
毎朝自分のお肌にスリスリしたくなっちゃうんですよね(笑)
一番最初に石けんを作ったのは高校生の時・・・。化学の授業で「鹸化」という化学反応に取り組んだ時でありました(^^;)

あの時は、何がメインかって~と、「鹸化」という現象であり、NaOH:水酸化ナトリウム(別名苛性ソーダ)って~薬品の化学的性質ってヤツであり、でもって、鹸化価の計算だの分子量だの、も~~とにかく「なっんだよ、めんどくせ~~な~~!!」的な印象しか残っておらず・・・。

もうほとんど覚えておりませんが、恐らく鹸化率は100%であり、更にはホットプロセス、という過程でもって作ったんじゃないかなあ・・・。(←1か月も待たずに使った覚えがある・・・)
多分、加温とエタノールでもって鹸化反応を促進させたんだと思います。多分・・・。

で、化学実験の時には必ずお決まりの「いいかぁ!おまえらぁ!よく聞いとけよぉ!!」的な”薬品に対する注意”というのがありまして、あの頃はけっこう危ない薬品も使っておりましたので、それだけはかなり真面目に聞いておりました(^^ゞ
とにかく理系の高校だったので、生物も物理も化学も必須の授業でありましたが、薬品の危険度、という点では化学はダントツでありまして、ヘタすると実験室から保健室をスルーしてそのまま病院行き、などという事態にもなりかねないという・・・。

硫酸や塩酸、硝酸あたりは当たり前に扱っておりましたし、それを混ぜて作る「王水」という強酸の王様みたいなものを使っての実験もアリ。
ですから、最初は水酸化ナトリウムをなめてかかっていたのですね(^^;)

「強アルカリって言ったって、硫酸ほど恐くないんでしょ?王水の方がよっぽど危ないんじゃない?」
なんてシロ~トの悲しさ、「石けん作り」という楽しそうな作業にあたってすっかり安心しておりましたが・・・。

化学の先生はおっしゃったのですね。
「おまえら高校生あたりは強酸を扱うことが多いが、それは高校生でも扱えるからだ!強アルカリってヤツは強酸より危ないし厄介だ。だから滅多に扱うことは無いが、今回はその数少ない実験の一つだ。硫酸をかぶった時の応急処置は知っているだろうが(←とにかく流水をぶっかけ続けることです^^;)、硫酸はそれで済む。だがこの水酸化ナトリウムは水をぶっかけた時には遅い、と言われているくらい危険なもんだからな!眼に入れば失明する。水溶液が皮膚に付けばそのままタンパク質を破壊する。とにかく気をつけて扱え!粉末が飛ぶことがあるから窓を閉めろ!換気は必要だから換気扇は回しておく!水溶液にする時の注意を述べる。全部覚えて、頭に叩き込んでから実験に取り掛かるように!応急処置も同時に覚えておけ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^;)
き・強アルカリってそんなに危ないものなの・・・?????(^^;)

これが私と苛性ソーダとの出会いでありました。

水溶液にする時に一番注意しなければならないこと。
よく冷やした水「に」苛性ソーダ「を」少しずつ溶かしていくことです。
水「を」苛性ソーダ「に」入れてはいけない!
苛性ソーダは水に溶ける時に発熱し、いきなり水を入れたりすると温度が急上昇し突然沸騰(突沸と言います)して飛び散ることもあり、それが眼に入ると失明する危険もあるからです。もちろん皮膚に付けば火傷をします。(←この薬品での火傷をなめてはいけないんです・・・)
溶かし終わった水溶液の温度は少なくとも60℃以下が望ましい・・。これは相当ゆっくり少しずつ注意して作っていかないと出来ないことです。
あまり温度が高ければ「ミスト」と言って苛性ソーダの粒子を含んだ蒸気のようなものが発生し、それを吸いこめば気管や喉の粘膜を焼く可能性もあります。

「気をつけろ!とにかく気をつけろ!」
この言葉の繰り返しでもって、私の頭には「苛性ソーダ=相当危ない」という図式が出来上がりました(^^;)

さてさて。それから言いたくないほどの時間が立ち・・・・。
ある日「石けんを作ってみない?」と友人から誘われました。
「石けん?どうやって?」
「油と苛性ソーダを混ぜるんだよ。」
「んなに?!」

友人はけっこう気軽に言うのですね。
「楽しいよ♪それにすっごく肌にもいいんだ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「それ・・・苛性ソーダ・・・。水酸化ナトリウムっていう強アルカリの薬品でしょ?」
「そうそう。良く知ってるねぇ。」
「じょ~~だんじゃない。そんな危ない薬品なんか使いたくないね。悪いけど石けん作りなんてしないよ。恐いもん。」
これが私が石っけん作りに誘われた時の最初の反応です(^^;)

「・・・・そうなの・・・?でもさあ・・・。いいんだよね・・。せめて本だけでも読んでみてよ。きっと興味がわくと思うよ。」
そう言って友人が貸してくれたのが石けん界ではけっこう有名な本でした。いわゆる「バイブル」となっている本です。
それでとりあえず目を通すことにして、「石けん作りって趣味になってるんだなあ・・・。」などとおかしな所に感動しながら本を開いてみると・・・。

「んんんん?」
数々の素適な石けん、その使い心地の良さ、その魅力、そういう記述の中に苛性ソーダの扱いの欄があり・・・・。
「おおおおお???」
言いたくないほど前、高校生だった私の頭に叩き込まれた水酸化ナトリウムの水溶液の作り方。
そして「絶対にやってはいかん!」と言われたあのやり方。
その「やってはいかん!」の方が「作り方」として書いてあるではありませんか・・・・。

「・・・・・・・・・これは・・・・・・。」
ここに疑問を持ってしまったのがそもそも石けん作りにハマった始まりかも知れません(^^ゞ

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