FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
一番最初に石けんを作ったのは高校生の時・・・。化学の授業で「鹸化」という化学反応に取り組んだ時でありました(^^;)

あの時は、何がメインかって~と、「鹸化」という現象であり、NaOH:水酸化ナトリウム(別名苛性ソーダ)って~薬品の化学的性質ってヤツであり、でもって、鹸化価の計算だの分子量だの、も~~とにかく「なっんだよ、めんどくせ~~な~~!!」的な印象しか残っておらず・・・。

もうほとんど覚えておりませんが、恐らく鹸化率は100%であり、更にはホットプロセス、という過程でもって作ったんじゃないかなあ・・・。(←1か月も待たずに使った覚えがある・・・)
多分、加温とエタノールでもって鹸化反応を促進させたんだと思います。多分・・・。

で、化学実験の時には必ずお決まりの「いいかぁ!おまえらぁ!よく聞いとけよぉ!!」的な”薬品に対する注意”というのがありまして、あの頃はけっこう危ない薬品も使っておりましたので、それだけはかなり真面目に聞いておりました(^^ゞ
とにかく理系の高校だったので、生物も物理も化学も必須の授業でありましたが、薬品の危険度、という点では化学はダントツでありまして、ヘタすると実験室から保健室をスルーしてそのまま病院行き、などという事態にもなりかねないという・・・。

硫酸や塩酸、硝酸あたりは当たり前に扱っておりましたし、それを混ぜて作る「王水」という強酸の王様みたいなものを使っての実験もアリ。
ですから、最初は水酸化ナトリウムをなめてかかっていたのですね(^^;)

「強アルカリって言ったって、硫酸ほど恐くないんでしょ?王水の方がよっぽど危ないんじゃない?」
なんてシロ~トの悲しさ、「石けん作り」という楽しそうな作業にあたってすっかり安心しておりましたが・・・。

化学の先生はおっしゃったのですね。
「おまえら高校生あたりは強酸を扱うことが多いが、それは高校生でも扱えるからだ!強アルカリってヤツは強酸より危ないし厄介だ。だから滅多に扱うことは無いが、今回はその数少ない実験の一つだ。硫酸をかぶった時の応急処置は知っているだろうが(←とにかく流水をぶっかけ続けることです^^;)、硫酸はそれで済む。だがこの水酸化ナトリウムは水をぶっかけた時には遅い、と言われているくらい危険なもんだからな!眼に入れば失明する。水溶液が皮膚に付けばそのままタンパク質を破壊する。とにかく気をつけて扱え!粉末が飛ぶことがあるから窓を閉めろ!換気は必要だから換気扇は回しておく!水溶液にする時の注意を述べる。全部覚えて、頭に叩き込んでから実験に取り掛かるように!応急処置も同時に覚えておけ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^;)
き・強アルカリってそんなに危ないものなの・・・?????(^^;)

これが私と苛性ソーダとの出会いでありました。

水溶液にする時に一番注意しなければならないこと。
よく冷やした水「に」苛性ソーダ「を」少しずつ溶かしていくことです。
水「を」苛性ソーダ「に」入れてはいけない!
苛性ソーダは水に溶ける時に発熱し、いきなり水を入れたりすると温度が急上昇し突然沸騰(突沸と言います)して飛び散ることもあり、それが眼に入ると失明する危険もあるからです。もちろん皮膚に付けば火傷をします。(←この薬品での火傷をなめてはいけないんです・・・)
溶かし終わった水溶液の温度は少なくとも60℃以下が望ましい・・。これは相当ゆっくり少しずつ注意して作っていかないと出来ないことです。
あまり温度が高ければ「ミスト」と言って苛性ソーダの粒子を含んだ蒸気のようなものが発生し、それを吸いこめば気管や喉の粘膜を焼く可能性もあります。

「気をつけろ!とにかく気をつけろ!」
この言葉の繰り返しでもって、私の頭には「苛性ソーダ=相当危ない」という図式が出来上がりました(^^;)

さてさて。それから言いたくないほどの時間が立ち・・・・。
ある日「石けんを作ってみない?」と友人から誘われました。
「石けん?どうやって?」
「油と苛性ソーダを混ぜるんだよ。」
「んなに?!」

友人はけっこう気軽に言うのですね。
「楽しいよ♪それにすっごく肌にもいいんだ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「それ・・・苛性ソーダ・・・。水酸化ナトリウムっていう強アルカリの薬品でしょ?」
「そうそう。良く知ってるねぇ。」
「じょ~~だんじゃない。そんな危ない薬品なんか使いたくないね。悪いけど石けん作りなんてしないよ。恐いもん。」
これが私が石っけん作りに誘われた時の最初の反応です(^^;)

「・・・・そうなの・・・?でもさあ・・・。いいんだよね・・。せめて本だけでも読んでみてよ。きっと興味がわくと思うよ。」
そう言って友人が貸してくれたのが石けん界ではけっこう有名な本でした。いわゆる「バイブル」となっている本です。
それでとりあえず目を通すことにして、「石けん作りって趣味になってるんだなあ・・・。」などとおかしな所に感動しながら本を開いてみると・・・。

「んんんん?」
数々の素適な石けん、その使い心地の良さ、その魅力、そういう記述の中に苛性ソーダの扱いの欄があり・・・・。
「おおおおお???」
言いたくないほど前、高校生だった私の頭に叩き込まれた水酸化ナトリウムの水溶液の作り方。
そして「絶対にやってはいかん!」と言われたあのやり方。
その「やってはいかん!」の方が「作り方」として書いてあるではありませんか・・・・。

「・・・・・・・・・これは・・・・・・。」
ここに疑問を持ってしまったのがそもそも石けん作りにハマった始まりかも知れません(^^ゞ
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://pacosfactory.blog92.fc2.com/tb.php/1-ed099d07


Powered by FC2 Blog
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。