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今日は軽い話題を・・・(^^)
最初は割とシンプルな石けんを作っていたのです。

オリーブオイル・パームオイル・ココナツオイル。この3種類を使い、精製水を半分ほどいろんなものに置換して石けんを作っておりました。
牛乳、野菜ジュース、コーヒーなど・・・。

何故半分か、と言いますと、苛性ソーダに直接あれこれ入れるのはやっぱりためらわれたからなのですね(^^;)
ただ、牛乳は危ないな、と思いまして避けましたが、野菜ジュースは原材料を確認し、何だか入れても良さそうだ・・・と100%置換して作ったこともあります。(←苛性ソーダがジュースの原料を分解することもありますので、鹸化率はちょっと下がるはずです。)
この時実感したこと。「赤系の色素は壊れにくいな~~~・・・・」(笑)
色が残るんですよ(^^)赤い野菜ジュースは可愛いオレンジ色になります。ただ、ちょっとさっぱりする石けんになるかな~~~・・・。

さて、半分を精製水にした理由のもう一つは、苛性ソーダの溶解度ですね。苛性ソーダは室温20℃で109g/100mlの溶解度であります。すなわち、室温20℃では、ほぼ同量の水に溶けてしまう、ということですね。(どこが軽い話題なんだ・・・???)
ですから、苛性ソーダとほぼ同量の水さえ確保しておけば、残りは後入れで入れても大丈夫、ということなんです。(ただし、この時できる苛性ソーダ水溶液はほぼ50%の濃度です。相当危険な水溶液ですから気をつけて取り扱って下さい。いえ、普通の作り方での濃度でも危険なんですが^^;)

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。(溶解熱と言います。逆に吸熱しても溶解熱と言いますが・・)んでですね、温度が上がれば大抵溶解度も上がるので、ほぼ同量以下、の苛性ソーダでも恐らく溶けてくれるとは思うんですが、この溶かし具合、量をしっかり計算しないと、油と合わせるために温度を下げている時に飽和状態となって結晶化して出て来てしまいます。

・・・・・・・・・・・・それはイヤだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ですから、計算しなくてすむ、安全領域のほぼ同量、としている訳です(^^ゞ←基本めんどくさがり。

さてさて。苛性ソーダ水溶液を作る時、苛性ソーダ「に」水「を」入れてはいけません。
苛性ソーダ「を」水「に」少量ずつ入れるのです。
理由は危ないから。です。

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。ご経験のある方もいらっしゃるでしょうが、水に入れると相当高い温度になりませんか?
水に対して苛性ソーダの量が多ければ、水の温度は一気に上がり、100℃に達することもあります。
水は100℃に達するとどうなるでしょう?
「沸騰する」んですね(^^;)

苛性ソーダに水を入れると、最初は水より苛性ソーダの方が多いような状態となり、ヘタすると突然に沸騰してしまうことがあります。(突沸と言います。)
これは危ない。高濃度の苛性ソーダ水溶液が沸騰によって飛び散る可能性があります。目にでも入れば失明します。

更に!これだけ温度が高いと「ミスト」と言って、苛性ソーダの粒子を含んだ水蒸気のようなものが発生します。これを吸いこむと喉や鼻や気管などが焼けてしまう場合があり、ひどいと「肺水腫」という状態を引き起こすこともあります。(←息が苦しくなったら病院へ行って下さい。)

そ~ゆ~物質であり、そ~ゆ~水溶液です(^^;)

ですから、よく冷やした水を入れた容器を、よく冷やした水を入れた大きめの容器に入れ、苛性ソーダを少しずつ入れていくのが常道であり、それは安全を考えて、であるのですね。
そして出来上がる水溶液は60℃以下が望ましい・・・・。
やってみて下さい。60℃以下にするためには、随分気をつけて、ゆっくりと、時々容器に触って温度を確かめながら作って行くことになります。

ただ、60℃以下で出来てしまうと、後はラクですよ(^^)v
氷水で冷やす必要もないし、うまく行けば作ってすぐに油と混ぜることも出来ます。

石けんの本に書いてないかも知れませんが、化学の本には書いてある、大事な苛性ソーダの扱い方の一つです。
是非是非石けん作りにも取り入れて下さいませm(__)m
う~~ん・・・また長くなってしまった・・・・。
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コメント

パコさん、おはようございます。
またまた為になるお話ありがとうございます。
なるほど、苛性ソーダの水溶液を60度位に
なるように作るといいのですね。
私の場合いつも80度は越えていました。
今度気をつけてやってみたいと思います♪

lavandeさんへ。

おはようございます(^^)
長い文章を読んで頂いてありがとうございます。

80度越え・・・これはちょっと危険な温度かと・・・(^^;)
タンパク質は70℃以上の温度で熱によっても破壊されますので(約1秒)、苛性ソーダ水溶液が70℃を越えると熱と強アルカリ、2重の火傷の恐れがあるのですね。ミストも出やすくなります。

実は最初からいきなり60℃以下、というのも大変なので、まずは70℃以下目標、くらいがいいかも・・です(^^)

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苛性ソーダ、なんであなたは劇薬なの?
ホントにそう思います(^^;)

ポリプロピレンのビーカーを使っていれば、潮解性でもって少々湿気を吸っても扱いやすいので、時間をかけてもOKですもんねv-218

アロエについては調べましてまたお返事しますね♪(多分コミュの方で・・・・)

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ありがとうございます(^^)
お願いいたしますm(__)m

60℃以下に作るためには相当ゆっくりと作らなくてはいけませんので、最初はけっこう難しいと思うんですよね(^^;)
化学の専門の方は60℃以下・・・と言われますが、それはずっとずっと研究室などであれこれの薬品を扱って来て、という経験のある方々ですから、すぐ出来るんだろうなあ、って思ってます(^^ゞ

私も最初の目標は70℃以下(タンパク質をすぐ破壊しない温度)でした。
段々慣れてきて、60度以下になりましたので・・・。
最初は70℃以下、って目標がクリアしやすいかな、なんて思います♪

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