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石けんに関しては本当に素晴らしいと思うのですが、バイブルと言われている手作り石けんの本を見た時、一番驚いたのが「苛性ソーダの扱い方」です(^^;)
これから書くことに不快感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、大事なことなので書きますね。
決してその本の石けんを否定する訳ではないのです。「苛性ソーダ水溶液の扱い方について。」の部分なのです。

紙の上に苛性ソーダを乗っけてそれをガラス瓶にざぁっと入れる??
さらにそこへ水を注ぎ込んで???
さらにさらにそのガラス瓶を氷水へ????
こぼした時の用心に流しで行うこと?????

ちょぉっとまったぁぁぁぁぁぁ!!!!

確かに「薬包紙」と言って薬品を計る時に使う紙もありますけど・・・。
苛性ソーダはいろんな形状があったりして、粉末状になっていることもある・・・・。
飛び散ったらど~~するの?
ゴーグルは推奨されてますが、苛性ソーダは「腐食性物質」です。もう金属やらなにやら、けっこう「丈夫」と思われてるものでも腐らせて(破壊して)しまうものです。

水を入れると危ない、というのは昨日書きました。
危ないんです。結論は。

ガラスって・・・。熱伝導しにくい物質です。中の温度が上がっていても、外まで温度が上がるには時間が必要。
逆に外がいきなり冷えても中は冷えにくい。
ガラスは温度によって縮小したりします。外をいきなり冷やすと縮小しますが、中の温度は熱いまま・・・そこにゆがみが生じて割れてしまう可能性あり、なのです。(だから肉厚のガラスを温度変化の激しいものに使うのは危険なのですね。)

瓶が倒れた時の用心に流しの中でって・・・・・。それでは瓶を倒した時には高濃度の苛性ソーダはそのまま流しから排水溝へ流れ込む・・・・・。
これってほぼ違法です(^^;)
苛性ソーダはその廃棄方法までしっかりと法律で決まっている劇薬です。
いい加減に排水なんかしたら、ヘタすると排水溝、浄化槽を使用している集合住宅などはその浄化槽まで破壊してしまう可能性がある・・・・。(浄化槽の弁償費を払うことになるかも・・・。)

やったらいかんことばっかりやん!!!

おお・・・・赤い字が多い・・・・(^^;)

苛性ソーダ水溶液を作る時にはしっかりと「耐アルカリ性」が確認されている「ポリプロピレン」「ポリエチレン」性の容器を使うのが安全です。
化学用品を扱っているサイトでは、そういうビーカーが300円あたりから、というお手頃な値段で販売されています。そちらを使った方が良い!って~か使うべきでは・・・?
KC380004.jpg
↑ポリプロピレン製のビーカー。耐熱135℃(そこまでいらない・・・^^;)。耐薬品性(苛性ソーダ含む)。500mlで288円。2リットルでも498円(いや、でかすぎるけど・・・^^;)。
安いやないか~~~い!!青にしてみた・・・(^^ゞ

これで安全が買えるなら安いものではありませんか?(←でも送料がちょっと高い・・・)
これを二つ買い、一つには苛性ソーダを計り取り、一つには水を入れておく。
そして、水溶液を作って行く。これが安全だと思います。

もう一つ。ガラスを使わない理由としては、苛性ソーダはガラスを溶かす、という性質をもっておりますので・・。(ただし、すぐにどろどろに溶ける訳ではなく、長い時間をかけてゆっくりゆっくりと侵食して行きます。劣化具合に気付かないで使い続けているうちにある日パン!と割れてしまう・・・という可能性があります。これも恐ろしい話だよなあ・・・^^;)

そんな訳で私は苛性ソーダ水溶液はポリプロピレンのビーカーで作っております。取っ手付き、注ぎ口付き、でとても便利で安全なんであります。
今日は軽い話題を・・・(^^)
最初は割とシンプルな石けんを作っていたのです。

オリーブオイル・パームオイル・ココナツオイル。この3種類を使い、精製水を半分ほどいろんなものに置換して石けんを作っておりました。
牛乳、野菜ジュース、コーヒーなど・・・。

何故半分か、と言いますと、苛性ソーダに直接あれこれ入れるのはやっぱりためらわれたからなのですね(^^;)
ただ、牛乳は危ないな、と思いまして避けましたが、野菜ジュースは原材料を確認し、何だか入れても良さそうだ・・・と100%置換して作ったこともあります。(←苛性ソーダがジュースの原料を分解することもありますので、鹸化率はちょっと下がるはずです。)
この時実感したこと。「赤系の色素は壊れにくいな~~~・・・・」(笑)
色が残るんですよ(^^)赤い野菜ジュースは可愛いオレンジ色になります。ただ、ちょっとさっぱりする石けんになるかな~~~・・・。

さて、半分を精製水にした理由のもう一つは、苛性ソーダの溶解度ですね。苛性ソーダは室温20℃で109g/100mlの溶解度であります。すなわち、室温20℃では、ほぼ同量の水に溶けてしまう、ということですね。(どこが軽い話題なんだ・・・???)
ですから、苛性ソーダとほぼ同量の水さえ確保しておけば、残りは後入れで入れても大丈夫、ということなんです。(ただし、この時できる苛性ソーダ水溶液はほぼ50%の濃度です。相当危険な水溶液ですから気をつけて取り扱って下さい。いえ、普通の作り方での濃度でも危険なんですが^^;)

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。(溶解熱と言います。逆に吸熱しても溶解熱と言いますが・・)んでですね、温度が上がれば大抵溶解度も上がるので、ほぼ同量以下、の苛性ソーダでも恐らく溶けてくれるとは思うんですが、この溶かし具合、量をしっかり計算しないと、油と合わせるために温度を下げている時に飽和状態となって結晶化して出て来てしまいます。

・・・・・・・・・・・・それはイヤだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ですから、計算しなくてすむ、安全領域のほぼ同量、としている訳です(^^ゞ←基本めんどくさがり。

さてさて。苛性ソーダ水溶液を作る時、苛性ソーダ「に」水「を」入れてはいけません。
苛性ソーダ「を」水「に」少量ずつ入れるのです。
理由は危ないから。です。

苛性ソーダは水に溶かすと発熱します。ご経験のある方もいらっしゃるでしょうが、水に入れると相当高い温度になりませんか?
水に対して苛性ソーダの量が多ければ、水の温度は一気に上がり、100℃に達することもあります。
水は100℃に達するとどうなるでしょう?
「沸騰する」んですね(^^;)

苛性ソーダに水を入れると、最初は水より苛性ソーダの方が多いような状態となり、ヘタすると突然に沸騰してしまうことがあります。(突沸と言います。)
これは危ない。高濃度の苛性ソーダ水溶液が沸騰によって飛び散る可能性があります。目にでも入れば失明します。

更に!これだけ温度が高いと「ミスト」と言って、苛性ソーダの粒子を含んだ水蒸気のようなものが発生します。これを吸いこむと喉や鼻や気管などが焼けてしまう場合があり、ひどいと「肺水腫」という状態を引き起こすこともあります。(←息が苦しくなったら病院へ行って下さい。)

そ~ゆ~物質であり、そ~ゆ~水溶液です(^^;)

ですから、よく冷やした水を入れた容器を、よく冷やした水を入れた大きめの容器に入れ、苛性ソーダを少しずつ入れていくのが常道であり、それは安全を考えて、であるのですね。
そして出来上がる水溶液は60℃以下が望ましい・・・・。
やってみて下さい。60℃以下にするためには、随分気をつけて、ゆっくりと、時々容器に触って温度を確かめながら作って行くことになります。

ただ、60℃以下で出来てしまうと、後はラクですよ(^^)v
氷水で冷やす必要もないし、うまく行けば作ってすぐに油と混ぜることも出来ます。

石けんの本に書いてないかも知れませんが、化学の本には書いてある、大事な苛性ソーダの扱い方の一つです。
是非是非石けん作りにも取り入れて下さいませm(__)m
う~~ん・・・また長くなってしまった・・・・。
そこでまずアントシアニンの性質から調べ始め・・・・・・。
そうですね。あれこれ植物にはアントシアニンを含んだものがあるのですが、どうも植物の種類によってアントシアニンの「強さ」というのが違うらしい・・・・。

そしてある記述にぶつかりました。
「アヤムラサキイモから取れるアントシアニンは改良を重ねて、様々な要素に耐性を持たせている。」
そうかあ・・・(^^)アヤムラサキイモパウダーを使えば一番強いアントシアニンが得られるのかあ・・(^^)

何せ石けんはタネの段階ではまだまだ強アルカリ。苛性ソーダ水溶液に入れる、なんて無茶をしなくても、充分心配な要素はある・・・。
後入れすればある程度分解は防げるとはいえ、全く分解されない、という訳ではない。なるべくなら強いものを使いたい訳です。

それで、アヤムラサキイモパウダーを入手。(お菓子売り場に売っております。この時はミクシィでやっているコミュニティのメンバーがご親切に送って下さいました。ありがとう!!)

さあ、さあ、石けんを仕込むぞぉ!!
張り切って石けんを仕込み、そして水に溶いたアヤムラサキイモパウダーを投入。すると・・・。
「お・・・??」
IMG_0229.jpg
投入したパウダーの外側、いきなり緑に変色♪「これは・・・いい兆し^^」
んで、ぐるぐると混ぜますと、どんどん黄色に・・・・。黄色になるのはとてもアルカリが強い、というしるし。やっぱり強アルカリだなあ・・・・(^^;)このままアルカリ度が落ちて、青くなってくれればいいけど・・・。

そして型入れ。型出し。カット(←イモようかんを切っているような感触^^)。すると・・・・。
「お・・・?」
IMG_0253.jpg
外側は褐色であるものの、中は良い感じの緑色♪
「おお・・・・。」

ちょっと嬉しくなりましたが、心配なのは外側が褐色である、ということ。
「何故褐色であるのか・・・????」

褐色になる、ということは糖分がある、ということ。もちろんアヤムラサキイモはデンプンも持っております。でんぷんというのは炭水化物、多糖類。糖分は当然あります。それは仕方がない・・・。でも・・・何故外側だけが・・・?
中と外、その違いは光に触れる、空気に触れる、その違いでもある。
「この緑色はもつのだろうか・・・?」

さてさて。いきなり結論へ飛びます(^^;)
緑色はもちませんでした(笑)
IMG_0547.jpg
これが最終的に出来あがった「アヤムラサキイモパウダーの石けん」です。
見事に全てが褐色となっております。

アントシアニン、それからまたまた「崩壊要素」なるものを調べましたら、

光に弱い。
熱に弱い。
酸素に弱い。
その他もろもろに弱い。

と、とにかく石けん、という過酷な環境(強アルカリ、一か月以上の熟成)に耐えられるものでは無かったのですね(TT)

こうしてアントシアニンで青い石けんを作る、という試みは見事に失敗しましたが、けがの功名というやつでしょうか、この名づけて「AYA」という石けん、糖分たっぷりなおかげもありまして、「この石鹸いいよ♪いい感じでしっとりするよ♪」と友人たちには大好評であったのでした(笑)

そして私の「植物成分でもっての青い石けん作り」の道のりは、まだまだ遠く続くのであります。
それはまた別のお話。(←どっかのTVドラマのナレーション的^^;)


アントシアニン。

ぶるぶるぶるべり・あいっ!あいっ!ぶ・る・べ・り・あいっ!!
アントシアニンからぁぁぁぁ~~~~♪
とうCMがありまして・・・・(^^ゞ

アントシアニン?アントシニアン??などと何だかよくわからなくなった時、これを歌いながらあれこれ調べていた訳です(笑)

アントシアニンとは、難しいことははしょりますが、ブドウとか、ムラサキキャベツ、もちろんブルーベリーなどの色素の元になっているものです。
このアントシアニン、pHによって様々に色が変わるので、石けんならずとも何かのpHを調べたい時、ちょっと便利な試薬代わりになったりします。

22-imo-ph.jpg

アルカリ度が強くなるほど青が濃くなって行くのですね。

さてさて。石けんは弱アルカリです。pHは大体8~9あたりで落ち着いているはず。じゃ、このアントシアニンをたっぷり含んだオプションを使えば、青い石けんが出来るかも♪

青い石けん・・・。これは私の憧れでありました。
ウルトラマリンとか銅クロロフィルとか、鉱物由来の色素を使えば青は簡単に出るのですが、この「鉱物由来」という所が実はちょっと心配・・・・。
微量ではあるのですが、やはり鉱物由来となると重金属イオンが石けん排水に入りこんでしまう恐れもなきにしもあらず、と。それはいわゆる環境破壊の一環ともならないこともない、と。
特に銅クロロフィルを使うと、本来は緑色になるはずであるのに何故青い石けんが出来るのか??
クロロフィルの輪が外れて銅イオンだけ出て来ているかも知れない・・・。などと思った訳です(^^;)
(↑銅だけ出てくると青くなるのです・・・)

そんな訳で、なるべくなら植物由来の色素でもって青くしたい。それなら安心して石けんを青く出来る。さあ、青い色素を持った植物は・・・?

そこで出会ったのがこのアントシアニンなのですが・・・・・・・。

おお。「記事が長いぞ!」とクレームを受けましたので(笑)、続きはまた明日あたりに・・・(^^;)

牛乳石けん

♪牛乳石けん良い石けん♪(←牛乳石けんを作る時必ず歌う・・・)

さて、牛乳を入れた石けんですが、友人からも聞きましたし、また他の方からも聞くのですが、「牛乳を入れるとすごくアンモニア臭がするんだよね・・。」とのこと。

アンモニア・・・?アンモニアって~と化学式はNH3で、けっこう簡単に生成出来るはずだよなあ・・。
んでもって、毒性あり、のガスで劇物指定も受けている、という割と危険なものなんだけども・・・(^^;)
(ただし量の問題がありますので、アンモニア臭がするからといってすぐに毒性云々・・という話にはなりません。念のため。ただ、あまり吸い込まない方がよろしいかと。)

苛性ソーダという物質は強アルカリであり、タンパク質を破壊してしまう物質であり、腐食性物質と言って、金属なんかでも腐らせてしまう・・・。
牛乳あたりは簡単に分解してしまいそうだ・・・。

んで、調べてみました。牛乳の組成物質を。何故かと言いますと、アンモニアが生成するためにはN(窒素)が必要であり、苛性ソーダ(NaOH)は窒素を持っていない。牛乳を入れてアンモニア臭がする、ということは、牛乳が窒素を持っておらねばならんはずだよなあ・・・と思ったからなのですね(^^;)

で、見つけました。いっぱい(笑)

こいつはいけない(^^ゞ
健康被害云々までは行かないにしても、牛乳が分解されては入れた意味が無いし、アンモニアはけっこう臭い。って~かものすごく臭い。だからあまり発生させたくないものだ・・・・・。

ですから牛乳を後から入れることにしました。これはまた話が長くなるので別の機会にしますが、後から入れる(トレース後)のと苛性ソーダに直接入れるのとでは、分解具合がぜんっぜん違うのですね。

やっぱり後入れするとアンモニア臭はほとんどしませんです。これは嬉しい♪
でも・・・ラクトース(乳糖)という糖分がちょっとイタズラする時があるのですね(^^;)
糖分、それはまた別のお話で。

牛乳石けん、良い石けん♪これはほんとの話です(笑)良い石けんが出来ますよ(^^)v

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